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場所別の貸主・借主の修理代負担－床－

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床(フローリング・畳・カーペットなど)の修理代を貸主・借主どちらが負担すべきというガイドラインです。(国交省作成の「原状回復をめぐるトラブルとガイドラインより」)

貸主負担
  • 畳の裏返し、表替え(特に破損していないが、次の入居者のために行うもの)　
  • フローリングのワックスがけ
  • 家具の設置による床・カーペットなどのへこみ、設置跡
  • 畳の変色、フローリングの色落ち(日焼け、建物構造欠陥による雨漏り等で発生したもの)
借主負担
  • カーペットに飲み物などをこぼしたことによるシミ・カビ(こぼした後の手入れ不足等の場合)
  • 冷蔵庫下のサビ跡(サビを放置し、床に汚損等の損害を与えた場合)
  • 引越し作業等で生じた引っ掻きキズ
  • フローリングの色落ち(賃借人の不注意で雨が吹き込んだことによるものなど)

借主が負担すべき修理としては、キズがついたものや汚れたことに対して放置したり、日ごろの手入れをしていなかったことによるものが認定される可能性が高いということです。　　　　　　　　　　　　　　　　　これが即ち「善管注意義務」と言われるものですので、日ごろの掃除やキズつけたとかこぼした時の丁寧な手当てをしておくことが重要です。

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